数字の読み書きは何歳からできる?遊びの中で楽しく身に着けたい数の感覚

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数字に興味をもつのはいつから?

数字を読み書きできるようになるのはいつごろからなのかな?

うちの子、まったく興味がなさそうだけど大丈夫かしら?

幼児期までは数や数字に興味を持つと、数字を唱えられるようになる、数の感覚をつかむ、数字を読めるようになる、書けるようになる、といったことが段々とできるようになっていきます。

今回は、保育士の経験や子育てで私自身が実践している、数や数字の感覚を楽しく身に着けられる方法をまとめてみたいと思います!

楽しく数の感覚を身に着けましょう~♪

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「数字の読み書き」は5~6歳頃に興味を持つ子が多い!

年中さん、年長さんの5~6歳頃になると、数字やひらがなを読むこと・書くことに興味をもつ子が増えてきます。

「気になる!」「やりたい!」と興味を持った時が、その子のぐっと伸びるタイミング

例えば、数字を書くためには、手の大きさや器用さも必要ですし、じっと座っている集中力や、手先をよく見る力なども必要です。このようないろいろな成長や発達がぴたっとそろった時に子どもは自ら「書きたい!」気持ちになります。そして、「書く」ことがぐぐっと上手になる時でもあります。

「書く」「読む」だけでなく、こんな風に子どもたちはいろいろなことを自分の中に獲得していくんですね。

だから個人差が大きいのね!

また、仲良しのお友達が読めるのを見て、やお友達からお手紙をもらったからお返事を書きたい!など、お友達のパワーも大きいですね。

それぞれの子どものタイミングで、「書きたい」「読みたい」気持ちが高まった時に、読めることを一緒に喜んだり、思う存分書ける環境を整えてあげたいですね。

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数字を10まで唱えよう♪2歳頃から

では、読み書きできるようになるまでは、どんな発達があるのかな?ということをまとめていきますね。

数字に興味をもつ第一歩として、やはり10まで唱えることから始まる子が多いと感じます。

3歳頃になると「1・2・3…」と10まで唱えることができる子もちらほらでてきます。お家のお風呂でパパやママと毎日唱えている子などは、一人でもいえることがありますね。

かくれんぼで、「いーち、にーい、ごー、ななー、ん~…じゅう!」などと自信満々に数えている子もいてかわいらしいです♪

きちんと言えなくても、数字に興味を持っているのでOK!すぐに覚えていえるようになりますよ。

無理に言い直したりはせず、「次はなに?」と聞かれたらこたえてあげましょう。

一生懸命な姿はほほえましく、また数字が唱えられることは成長をわかりやすく感じられるので、お家の人にとっても嬉しいですよね(^^)

私はブランコに乗っているときやお風呂から出る前にあったまるときなど、2~3歳の子と数を数える時はよくお歌を歌っています♪

1~10までを歌うようにゆっくり数える。

歌の後に「♪おまけのおまけの汽車ぽっぽ。ぽ~となったらかわりましょ(あがりましょ)。ぽっぽ~♪」と歌う。

簡単なお歌です。知っている人も多いのではないでしょうか♪

お歌だと楽しい気分になるし、「おまけのおまけ」と歌うので、子どもたちもなんだか得した気分になるみたいです(^^)かわいい!!

10まで数えた時間プラスお歌の時間があるのでその間に切り替えて、すんなり次の行動にうつってくれることが多いですよ♪

お歌で楽しい気分にしちゃうのは、イヤイヤ期の2歳さんにもおすすめ♪

こんなふうに、生活の中で楽しく歌うように数を唱えていると、自然と覚えて言えるようになっていきますよ。

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3つくらいの数の感覚を体感しよう♪3歳頃

もちろん、数字に興味を持って楽しく覚えていたり、生活の中で自然に身に着けたものは無理なく子どもの体にしみこんでいきます。

でも、3歳頃はまだまだ数字そのものに興味がなくても自然なことです。

3歳ころまでにもっと大切なことは、3までの数の感覚体感として身に着けていること!

3歳頃には3つくらいの小さい数が感覚で理解できるといわれています。

ちょっとわかりにくいのですが、数字の「3」を見て「さん」と読めることではありません。

おやつのクッキーを「3つある」とわかったり、おままごとのお皿を2枚並べて「ぼくのとママのと2人分」とわかるということです。

この3つまでの感覚を遊びや生活の中で体験として身に着けていきたいですね。

といっても、生活の中でいつの間にか身についていくものですので、「教えなくちゃ」と焦る必要はありません。

積み木をつんで遊んでいたら「3つもつめたね!」と声をかける。

おやつの時に3枚のクッキーを「3枚あるね。ひとつ、ふたつ、みっつ。パパとママと〇〇ちゃんと1枚ずつだね。」と数えながら配ってみる。

こんなふうにちょっぴり意識して生活の中で声掛けをしていくといいですよ♪

少ない数を体感で理解できていると、少しずつ大きな数も理解できるようになっていきます

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幼児さんからできる!遊びの中で数の感覚を身につけよう♪

数の体感でいうと、個人差はありますが5歳頃になると大体10くらいの数を理解できるといわれています。

幼児さんになると遊びの幅も広がってきます。我が家でも実践している子どもたちが自然と数の感覚を身に着けられる方法をご紹介しますね!

おやつを分けて、数の感覚を養おう!

みんな大好きおやつの時間は、さりげなく数を意識できる絶好のチャンス

家族でおやつをわけるときは、子どもたちもたくさん食べたくて真剣になるので一番効果があると感じます(笑)

「苺が9つあるよ。3人のお皿に分けてね。」

「ありがとう!一人3つずつになったね。」

など、実際にお皿に分けるお手伝いをしてもらうといいですよ♪」

兄弟でけんかになる場合は、自分の分は自分で選ぶなどもあり!

慣れてきたり簡単にできるようになってきたら、あえて余りがでるようにしてもいいですね。

「苺が10個あるよ。4人のお皿に分けられるかな?」

「2つずつだね。そして2つ余るから、〇〇くんと●●ちゃんは、もう一つずつどうぞ。」

こんなふうに、実際にものを分けてみた体験が多ければ多いほど、数の感覚が身についていきますよ♪

おやつを分けているだけで、自然と足し算の感覚が身につくんですね!

「苺が3つずつで3人いるから、全部で9つだね!」と声を分けていけば、かけ算・割り算の基礎も自然に身につきます。

九九を暗記していることよりも、こんな風に理解・体感していることは大きな力になります!

ピザやケーキを切って、分数の基礎を身に着けよう

ケーキやピザなど丸いものを切って分けるのもいいです♪

「半分に切ると2つになるね。」

「半分の半分に切ると4つになるね。4つに分けたうちの1つだね。」

丸いものを分けていくことは、分数の基礎を理解するのを手伝ってくれます。

6歳頃になったら「4つに分けたうちの1つだから、4分の1だよ。」とさらりと教えてあげてもいいですね。普段から分ける時に声をかけていると、小学生頃では「4分の1と4分の1が合わさると、半分と一緒だね。」なども理解できてきます。

水遊び・お風呂遊びで量の感覚を身に着けよう

砂遊びやどろんこ遊びでは、量や質を体感できますよ♪

ただの水と、泥水は同じバケツにいっぱい入れたのでは同じ量でも重さが違います‼

そのようなことを子どもたちは遊びの中で、実体験として感じ学んでいきます。

お風呂では、いろいろな大きさや形の容器を準備をして、お湯で遊ぶのもいいですね♪

形や大きさの様々な容器(ペットボトルや豆腐のパック、ボディソープの空き容器など)を用意します。

好きな容器を選んで、どの容器が一番少ない回数で洗面器をいっぱいにできるか勝負!

「ペットボトルは洗面器に5回分、豆腐のパックは洗面器に10杯分だったから、ペットボトルのほうがたくさんお水が入るね!」

小学生くらいになったら、大きなペットボトル(1.5リットル)は小さなペットボトル(500ミリリットル)何本分でしょう?などのクイズを出して、実際に入れてみてもらってもいいですね♪実験のようで楽しいですよ。

3回入れると大きなペットボトル1本分になる。500ミリリットル=1.5リットルになる。

このことが感覚でわかっていると、小学校2年生の算数で習う【ミリリットル・リットル】などの単位についても、頭だけでなく実感として理解できるようになります。

お料理のお手伝いも、数字がたくさん!

お料理も、数字がたくさんでてくるので、自然と触れることができます。

ホットケーキ作りで牛乳を図るお手伝いなどは、楽しくて簡単で幼児さんでも頼みやすいですね。

「100ccまで入れてね。」

「横から見るのと上から見るのと量が変わってくるね!横から見てぴったりまでいれようね。」

わざと前回と違う容器で計ってもらって、容器によって同じ量でも高さが違うことを伝えても楽しいですね。

なんでも測ってみる!長さを知る

メジャーも楽しいです♪

我が家の子も、メジャーが気に入ってなんでもかんでも測りまくる時が5歳頃にありました。

自分の手や消しゴムから、テレビや机まで、なんでも楽しそうにはかっていました。

固くて一瞬で巻き取れるものは危ないので、軽くて柔らかいものがおすすめです。

時計を見て時間の感覚を知る

時計を見て「長い針が下になったらお片付けしよう。あと10分ね。」などの声掛けもいいですね。

15分や30分などに、目印となるような動物のシールなど貼るのもおすすめですよ。

簡単にできる知育時計の作り方はこちらの記事をどうぞ!

最近はおしゃれな知育時計もたくさんあるので、リビングに置いても違和感ないのが嬉しいですよね♪

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遊びの中・生活の中で楽しく身に着けたい数の感覚

幼児期は、とにかく遊びながら楽しく!!がおすすめです。

頭を育てようとするのではなく、感覚を身に着けること・体で学ぶことを大切にしたいですね。

それがあとあとの学びの基礎になっていきます。

滑り台を滑るのも、高さや長さによってスピードがかわります。ブランコも、高くこげばスピードが速くなります。どんな遊びも、学びのもとになるものがたくさん!!子どもたちはそれを知らない間に吸収していきます。

だから、楽しい!気持ちが最優先です。大人が教えようとしなくても、子どもは知りたい!成長したい!と本能で思っています。なので、無理に教え込もうとはせず、遊びの中・生活の中でママ・パパも楽しくできることをしていくのがおすすめです。

よく遊び、自分で考える子は、そのあとも自ら学んでいく力がつきます。

子どもたちの気持ちに寄り添ったり、「やりたい!」気持ちにそってあげることを大切にしたいですね。

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数字の読み書きは何歳から?数の感覚を身に着けようまとめ

幼児期までの数や数字に興味をもつ方法でした。いかがでしたか♪

  • 数字の「読み書き」は5~6歳頃に興味を持つ子が多い
  • 2歳頃からお歌で1~10まで唱えてみよう
  • 3歳頃には「3つ」くらいの数が理解できる
  • 5歳頃には10くらいまでの数が理解できる
  • 遊びや生活の中で楽しく数の感覚を身に着けよう
  • おやつを分ける・丸いものを切ることで、数の感覚を身に着ける
  • お風呂やどろんこ遊びでは、自然と重さや量の感覚を身に着けている
  • お料理も数字がたくさんでてくる
  • 頭を育てようとするのではなく、体で覚えること・感覚を身に着けることを大切に♪

たくさん遊んで、数の感覚を身に着けたいですね♪

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