小学生になると、ぐぐっと増える毎日の持ち物。
特に入学したての一年生はランドセルも、自分での通学も、なにもかも初めてのことばかり!
慣れるまではとにかく準備に時間や手がかかります。
そこで!今回は忘れ物対策をするのにぴったりなお支度ボードを手作りしてみることにしました。
以前から知ってはいたけれど…。
簡単にできるのかな~?それにすぐに必要なくなるかな?
と思っていました。
でも、実は子も親も慣れてきてほっとする頃から、忘れ物が多くなってきます!
子どもがお支度ボードを使って自分でしっかり準備&チェックして、できるだけ楽しく持ち物の管理ができると楽ですよね♪
今回はマグネットとホワイトボードを使ってできるだけ簡単にお支度ボードを手作りしてみました。材料はすべて100均でそろいますよ♪
お支度ボードを手作りするときの材料【兄弟用バージョン】
材料はこちらです!
すべて100均のダイソーさんで手に入れました!
- ホワイトボード(20㎝×30㎝)
- 切れる両面マグネットシート(30㎝×10㎝)
- マグネット15個入(色違いで兄弟分。お子さんの好きな色だといいですね♪)
- マスキングテープ
できるだけ簡単にお支度ボードを作りたいなと思い、今回はホワイトボードとマグネットのものをつくることにしました。
我が家は小学生低学年の兄弟がいます。
それぞれにお支度ボードをつくることも考えましたが、一つの方がすっきりするかなと思い、兄弟分1つのボードにまとめてつくることにしました!
なので、マグネットは色違いで2つ購入しています。
ちょうど子どもたちの好きなカラーのマグネットがそれぞれあったのでラッキーでした!
マグネットの上に子どもの好きなシールを貼ってもよさそうですね♪
マスキングテープはお家にあるものを使いました。もちろん100均でも販売しています。
手作りするのに必要なものはこちら!
- はさみ
- じょうぎ
- 油性ペン
これで準備OKです♪
お支度ボードの作り方
早速作り方をご紹介します!
①両面マグネットシートをカットする
両面マグネットシートは、青と白の両面になっていました。
他にも、ダイソーでは「黄と緑」「赤と白」の2種類が販売していましたよ。
今回は青と白、どちらの面を使うか迷ったのですがシンプルに白い面を使うことにしました!
マグネットは鉛筆で簡単に線を引くことができたので薄く印をつけました。
まずは横幅が微妙に長かったので、1㎝カットし9㎝に。
次に、縦を1.5㎝幅にはさみでカット!
20本のマグネットシートができました♪
はさみでも柔らかく簡単に切ることができました。といっても、紙のようにはいかずちょっとガタガタしていますが、手作り感があるということでご愛敬で(^^♪
一番大変なところはもう終わりましたよ~!簡単♪
②マグネットシートに持ち物を書く
カットしたマグネットシートに油性ペンで必要な持ち物を書いていきます。
テプラがお家にある人は、つくって貼ってもいいですね♪
③ホワイトボードの配置を決めて飾る
マグネットシートの配置を決めていきます。
決まったら、わかりやすくなるようにマスキングテープでタイトルなど書いて貼っていきます。
手作りお支度ボード完成です!
1時間もかからずできました~!
準備ができたら、自分の名前の下にマグネットを貼っていく仕組みです。
手作りお支度ボード工夫したところはここ!
つくりながら工夫したところをご紹介します♪
マグネットを貼る位置を印づけ
今回は兄弟二人で使ってほしかったので、マグネットを置く場所がごちゃごちゃしないように、その部分にもマスキングテープをカットして貼ることにしました。
持ち物を3つに分類
持ち物を、【毎日持っていくもの】【月曜日(週明け)に持っていくもの】【時々持っていくもの】にエリアわけしました。
我が子の小学校の場合、「体育着」「上靴」は週明けにセットで持っていくので、一つにまとめました。子どもによって合わせられるのは手作りのいいところですね♪
また、【時々持っていく】ものの「絵具セット」「図書の本」などは、必要ない時は裏返しておくことにし、裏にマスキングテープを貼りかわいくしました。
マスキングテープは大体1.5㎝幅なので、カットしたマグネットシートにぴったりでしたよ♪
必要ない日のために「OKシート」を作成
兄弟で使うので、「長男は絵の具セットが必要」「次男は図書の本が必要」と、持ち物が兄弟バラバラの日もでてきます。
そんな時に貼れるように余ったマグネットシートで「OK」シートもつくってみました!
必要ないものがある子はカラーマグネットを貼る場所に「OK」シートを貼っておく仕組みです。
持ち物が増えることも考えて
あえて仕切りの線などは入れず、持ち物が増えてもいいように余裕を持ってつくりました。
マグネットもマスキングテープもどちらも簡単に動かすことができるので、持ち物が増えた場合も簡単に直すことができます。
1人用お支度ボードならもっと簡単に!
また、一人用だったら、両面マグネットシートを利用して、終わったらひっくり返すというボードでもいいですね♪
これなら、ホワイトボードとマグネットシートの2つだけでいいので、220円でつくることができますよ。
手作りお支度ボードの使い心地は?
子どもたちに見せると「わぁ~(^^)」と嬉しそうな顔。
早速マグネットを動かしてみる2人。
明日からさっそく使ってみる~!!
と言ってくれました。つくってよかった!!
使ってみた感想は、カラーマグネット同士が当たって少しずれやすいところがありました。
もう一つ大きなホワイトボードにすれば、もっと余裕ができてぶつかることもなくなりそう。
あとは、特に問題なく楽しく積極的に準備に活用してくれていました~!
100均にはお支度用のイラストのついたマグネットも♪
今回は小学生むけだったので、文字でつくることができました。
幼稚園や保育園用など、文字がまだ読めない幼児さん用となると、イラストのものがいいですね。
100均の【cando】からは、小学生や幼児さんの必要な持ち物のイラストのついたマグネットが販売されていますよ♪
これなら、簡単にお支度ボードがつくれますね!
【Can★Do】
お支度マグネット〈持ち物ver〉
お支度マグネット〈することver〉各110円
【ダイソー】からは、持ち物ではありませんが、「きがえる」「歯をみがく」「もちものチェック」などの朝のお支度がイラストになっているかわいらしいマグネットが販売されていますよ。
裏返すと「OK」「やったね!」などの字が書かれています。
【ダイソー】
おしたく両面マグネット₍税込み110円)
小学生の忘れ物は届ける?届けない?
子どもの忘れ物を学校に届けるか届けないか…。
賛否両論ありますよね。
我が家は夏の水筒など、命にかかわるもの以外は基本届けない方針です。
忘れ物をしたらチャンス!子どもと一緒に対策を考えよう
忘れ物に気づいたら、子どもが悲しい思い・恥ずかしい思いをしているんじゃないかとついつい学校まで届けたくなってしまうのが親心。
でも、子どもが自分で「忘れ物をしてしまったから、困った」経験をするほうが、次の忘れ物を防止するのにつながります。
「忘れてしまって困ったから、次は気をつけよう」と子ども自身が思えるからですね。
なので、忘れ物をしてしまったあとの声掛けが大切!
怒ったり茶化したりせずに、「どうして忘れてしまったのかな?」と子どもに聞いてみましょう。
子どものほうから「連絡帳を確認するの忘れちゃった」「夜の間に準備していなかったから。」などの答えがでてきたらいい調子です!!
「じゃあ、どうしたら次は忘れないようにできるかな?」と一緒に対策を考えましょう。
「学校で勉強するのは、子ども自身」「困るのは子ども本人」とういことを、まずお家の人が理解していることが、厳しいように思えても子ども本人の自立につながっていきます。
このことを踏まえたうえで、学年や子どもの性格にあった声かけや準備のサポートをしてあげたいですね。
もちろん忘れ物をしないにこしたことはありませんが、してしまったときにどうしたらいいか考えたり、周りの人や先生を頼ることもいい経験かなと思っています!
また、忘れ物は届けない!と決めていると、親子ともチェックも真剣になるので、大きな忘れ物もしなくなりますよ(笑)
それでも、楽しみにしてた「図書の本」を忘れたとき(忘れると新しい本が借りられないルール)は本当に「ぐぬぬぬぬ…持って行ってあげたい…」となることもあります。
そういうものに限って、朝まで覚えているのに玄関先に忘れていったりするんですよね…。
またそういう時に限って私も気づくのが遅れたり…涙。
ですが、一度忘れると悔しいから「忘れないように、先に学校に持って行っておく」などの対策を本人が考えて実行するようになり、結果忘れ物が減っていきますよ。
たくさん失敗して、自分で考えたり乗り越えたりする力を身に着けてほしいなと考えています!
新一年生は慣れるまで一緒に
1年生は、たくさんの荷物やランドセルの扱いに慣れていないので、慣れるまでは一緒に準備の確認が必要です。
前日の夜に宿題をしたか、お手紙を出したかの確認、鉛筆を削ったり時間割をそろえること。
朝出かける前にお支度ボードを使って最終チェックを一緒にしてあげるといいですね。
慣れてくると、自分一人でできるようになっていきます。
日によって違うものは忘れやすい!
2~3年生になってくると毎日の持ち物は習慣になって忘れることは減りますが、「絵具セット」「プールバック」など、日によって違う必要な持ち物を忘れてしまうことが多くなります。
玄関のドアに「絵具セット」などの次の日必要なもののマグネットを貼っておくと、朝出る時にチェックできて忘れ物防止になりますよ!
お支度ボードを手作りしてみた!のまとめ
朝の準備の時間が少しでも楽しくなるお支度ボードの簡単な作り方をご紹介しました!
- ホワイトボード・マグネットシート・マグネットがあればできる!
- 材料は100均で手に入る
- はさみや油性ペンで1時間ほどで簡単に作れる
- 100均には持ち物のイラスト入りのマグネットも販売されている
- 新一年生は慣れるまで一緒に準備を!
- 忘れ物をしたときは子ども本人が「どうしたら忘れないか」を考える機会に
- 日によって必要かどうか違う持ち物は忘れやすいので対策が必要!
ぜひつくってみてくださいね!
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